フレイルサルコペニア

ガムを噛む習慣のあると、咬合力や咀嚼力などの口腔機能が有意に高い

口の中をキレイにするだけじゃダメ?噛む力と健康の関係性とは 先進国の中でも特に高齢化が進む日本。国立社会保障・人口問題研究所の「将来人口推計」によると、日本の人口は約1億2000万人から2070年には8700万人へ減少、総人口のうち65才以上の高齢者の割…

フレイルの4つのリスク因子、やせではなく肥満がリスク

内藤 裕二氏(京都府立医科大学大学院 医学研究科 教授)が「京丹後長寿研究から見えてきたフレイルの現状~食と腸内細菌の役割~」をテーマに、日本有数の長寿地域とされる京丹後市で実施している京丹後長寿コホート研究から得られた最新知見を紹介した。 …

こんにゃく由来グルコシルセラミド摂取による脳内アミロイドβ蓄積に対する抑制効果の探索的試験

目的 アルツハイマー病(AD)は、記憶障害や認知機能低下により社会生活に悪影響を及ぼす認知症の一種である。こんにゃく由来のグルコシルセラミドをADモデルマウスに経口投与すると、アミロイドβの脳内蓄積が抑制され、認知能力が改善することが知られてい…

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、医学的には「腰部脊柱管狭窄症」という名称が正式です。 神経の走る空間が狭くなる病状です。 脊柱管とは、イメージしやすいように簡単に言うと、背骨の中にあるトンネル(脊髄神経)のことで、そこには脳から続いている脊髄神経が通ってい…

運動のアルツハイマー病予防効果の仕組み

はじめに 運動がアルツハイマー病のリスクを減少させる要因が、ホルモンのイリシンにあることが分かったとの研究結果が、米マサチューセッツ総合病院の研究チームにより発表された。 イリシンは、運動中に体内を循環するホルモン。学術誌Neuron(ニューロン…

血圧低下にアイソメトリックトレーニングが最適

概要 1万6,000人弱を組み入れた270件の無作為化試験の系統的レビューおよびメタ解析において、血圧を低下させる最も有効な運動法としてアイソメトリック(等尺性筋収縮または静的)トレーニングが浮上した。 結論 本結果は、血圧コントロールに対する新たな…

フレイル対策 ~タンパク質はいつ摂れば良いか~

フレイル対策や介護予防で、タンパク質を強化することは重要ですが、課題となるのがそのタイミングです。 一般的にタンパク質を強化するタイミングとして運動直後が推奨されています。 これは、運動後1から2時間で筋タンパク合成が促進されるので、この時…