2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
〔目的〕 横歩き歩行時間が動的バランス能力の指標として利用できるかについて,再現性の検討,また既存のバランス指標との比較検討を目的とした.〔対象〕屋外独歩可能な 65 歳以上の高齢者 26 名(男性 8 名・女性 18 名). 〔方法〕 横歩き歩行時間,開…
【目的】パーキンソン病の歩行障害のうち、すくみ足の改善に対しての報告を目にすることはあるが、小刻み歩行の改善に対しての報告は少ない。パーキンソン病での歩行は健常人の歩行と比較して、左右への重心移動が少なく、この結果、振り出しが困難となって…
要 旨パーキンソン病 患者 に対する歩行訓練の 効果 を検討する目的で ,パーキンソン病患者 と健常人との 体幹・下肢の筋活動及び重心移動を比較・検討した。 パーキンソン病患者の 筋活動 は歩行時持続性の 高い筋活動 を認め,その際左右への重心移動は …
要約バックグラウンド: トレッドミルトレーニングは、パーキンソン病(PD)の人の歩行とバランスを改善するための有望なリハビリテーション戦略であることが示されています。ほとんどの研究は、介入として前方歩行のみを含んでいた。多方向トレッドミル(前方…
要約紹介: パーキンソン病(PD)の個人では、病気が進行するにつれて、頻繁な転倒と怪我のリスクが明らかになります。特発性PDにおける転倒の発生率を低下させる介入の報告はない。 目的: PDの個人における歩行およびステップ摂動トレーニングの利点を評価し…
Q.高齢者で臥床傾向の患者さんは、血便が出やすくなるって本当ですか? A.本当です。寝たきりによる血便の要因は、直腸の虚血です。 直腸が虚血になる要因は、寝たきりによって引き起こされる「脱水」と「便秘」です。 高齢者はベースが脱水である上に、臥床…
要 旨パ ーキンソン病患者に対する歩行訓練の効果を検討する 目的で ,パ ーキ ン ソ ン 病患者 と健常人 との 体幹・下肢の筋活動及び重心 移動を比較 ・検討した。 パ ーキンソン病患者の 筋活動 は歩行時持続性の 高い筋活動 を認め,その際左右への 重心…
流通経済大学・筑波大学などの研究チームは、軽運動を 10 分間行うことで記憶力が即時的に向上することを健常高齢者において初めて明らかにしました。また、運動時に瞳孔径を計測した結果から、記憶力向上のメカニズムとして脳内の覚醒機構が関与する可能性…
眠気には深部体温(脳の温度)が深く関わっています。 成人の場合、平均すると午後9時前後に脳温が最も高まり、それ以降、急激に低下することで眠気が強まるのですが、高齢者はこのリズムが若い頃に比べて早まり、早寝早起き型になります。 とりわけ、夕暮れ…
ダーメンコルセットのエビデンスが載っている論文をいくつかご紹介します。 【論文タイトル】Effect of a low-profile thoracolumbar orthosis on pain, function, and quality of life in patients with chronic low back pain: a randomized controlled tr…
目的 アルツハイマー病(AD)は、記憶障害や認知機能低下により社会生活に悪影響を及ぼす認知症の一種である。こんにゃく由来のグルコシルセラミドをADモデルマウスに経口投与すると、アミロイドβの脳内蓄積が抑制され、認知能力が改善することが知られてい…