歩くことはどれくらい健康に意義があるのでしょうか。
ボストンのHamayaさんは健康におけるこの歩数の重要性を調べました。
対象となったのは60歳以上の女性です。
14399人の女性が対象になり、過去の無作為化比較試験でのデータを再解析して、
約9年間の死亡率や心血管疾患の発症などを調査したようです。
もちろん交絡因子についても統計処理されてます。
中等度から強度の運動は中央値で1週間に62分実施されており、
1日に5183歩、歩行していたようです。
まずは中等度から強度の運動時間と歩数の両方が死亡率低下、
つまり長生きと関係していたようです。
また心血管疾患の発症予測に関しても、この2つは同じように重要であったようです。
つまり、ある程度の強度の運動も歩くことも両方とも健康に重要ということですね。
ちなみにアメリカのガイドラインでは、中等度から強度の運動を、
1週間に150分は行うように推奨されているようです。