安静時から低強度全身運動時の循環反応

 

安静時から低強度全身運動時の循環反応

 

 

運動時の血圧調節

 

運動時の平均血圧は安静時より上昇するが,その上昇度は激しい運動でも安静の 1.25~1.5倍で、5~7倍に増加する心拍出量に比べてきわめて狭い範囲である。

 

このことは、運動時の心拍出量の約85%が配分される骨格筋の循環抵抗(コンダクタンスの逆数)が心拍出量増加に一致して見事に調節されることを示す