立ち上がり動作において、主要な筋群とその貢献割合

 

立ち上がり動作において、主要な筋群とその貢献割合は以下の通りです。

 

  • 大腿四頭筋(Quadriceps femoris): 約40%〜50%

    • 大腿四頭筋は大腿部の表面にあり、膝関節を伸展させる役割を果たします。立ち上がりの際に膝を伸ばす動作に主に関与し、身体を立ち上げるのに重要な役割を果たします。
  • 腓腹筋(Gastrocnemius): 約10%〜15%

    • 腓腹筋はふくらはぎの筋肉であり、足関節を伸展させる役割を担います。立ち上がり動作の際に身体を押し上げるのに貢献します。
  • 大腿二頭筋(Biceps femoris): 約10%〜15%

    • 腿二頭筋は大腿部の裏側にある筋肉であり、膝関節を伸展させるとともに、足関節を伸展させる役割も持ちます。立ち上がりの際に膝と足関節の両方を伸ばすのに貢献します。
  • 臀筋(Gluteus maximus): 約10%〜15%

    • 臀筋はお尻の筋肉であり、大腿部の外側に広がっています。立ち上がり動作においては、身体を起こす際の安定性を提供し、姿勢を維持するのに重要な役割を果たします。

以上の筋肉が立ち上がり動作に貢献する主要な筋群です。ただし、個々の貢献割合は個人や動作のバリエーションによって異なる場合があります。