2024-04-14から1日間の記事一覧

長期的な睡眠薬使用が認知症のリスクを増加させる可能性を示唆

睡眠薬と認知症の関係はまだ完全には解明されていませんが、長期的な睡眠薬使用が認知症のリスクを増加させる可能性を示唆する研究結果があります。 * フランスの大規模なコホート研究: 平均78歳の住民1000人以上を対象に最長15年追跡調査。睡眠薬を服薬して…

*加齢に伴う睡眠時間の短縮の理由**

**加齢に伴う睡眠時間の短縮の理由** 加齢に伴う睡眠時間の短縮には、次のような要因が挙げられます。 **1. 松果体のメラトニン分泌量の低下:** 松果体は睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する器官です。加齢とともにメラトニンの分泌量が減少するため、眠…

「利尿薬」タイプと注意すべき副作用

「利尿薬」は体内の水のコントロールを手助けしてくれますが、クスリなので当然、注意すべき点があります。そして同じ利尿薬でも、「ナトリウム利尿」と「水利尿」では注意すべき点が少し異なってきます。 まずは、ナトリウム利尿で尿の量を増やす利尿薬の注…

認知症の発症リスクのうち、「自分次第で改善できる9つのリスク要因」

2017年に英国の医学雑誌「ランセット」が数々の研究結果を解析し、認知症の発症リスクを高めるさまざまな要因のうち、「自分次第で改善できる9つのリスク要因」を発表している。 そのリスク要因は年代によって分かれていて、小児期の「①低学歴(11~…

ビフィズス菌が記憶力低下を予防する

近年、腸内細菌とアルツハイマー病が密接に関連していることが明らかになりつつある。それに関する研究は国内外問わず複数あるが、注目されているもののひとつが腸の代表的な善玉菌、ビフィズス菌MCC1274株に関する研究だ。 ビフィズス菌にはさまざまな株が…