持久力トレーニングによる身体の変化

 

 

1. 持久力トレーニン

 

持久力トレーニングは毛細血管数を増加し、この適応変化には年齢や性による差はほとんどない。

 

毛細血管の増殖開始は早く、実験動物では刺激開始から数日で酸化代謝機能の高い筋線維まわりに増殖がはじまり、筋の代謝活性の増加とほぼ並行する

 

ヒトでも、筋の酸化酵素活性,ミトコンドリア密度増加に一致するか、それに先行して生じる. しかも、解糖系酵素活性の高い速筋 (FG) 線維から酸化酵素活性の高い速筋 (FOG) 線維への変化に連動して増加する。

 

 

 

2 レジスタンストレーニング

 

高強度のレジスタンストレーニングやスピードトレーニングは筋肥大を起こすが、 酸化代謝能は向上しない

 

毛細血管密度についても変わらないかむしろ減少し、明らかな毛細血管の増殖はみられない