起立動作において、臀部離床時に働く筋肉とその筋力割合について詳しく説明します。
## 起立動作のフェーズ
起立動作は一般的に以下の3つのフェーズに分けられます:
1. **動作開始から臀部離床まで**:このフェーズでは、体幹の前傾と下肢の準備が行われます。
2. **臀部離床から立位保持まで**:臀部が椅子から離れる瞬間から完全に立ち上がるまでのフェーズです。
3. **立位保持**:完全に立ち上がり、バランスを保つフェーズです。
## 臀部離床時に働く主要な筋肉
臀部離床時には、以下の筋肉が主に働きます:
- **大腿四頭筋**(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)
- **大殿筋**
- **ハムストリングス**(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)
- **腓腹筋**
- **前脛骨筋**
## 筋力割合
臀部離床時における各筋肉の筋力割合は以下の通りです:
- **大腿四頭筋**:この筋群は膝の伸展を行うため、最も大きな力を発揮します。特に大腿直筋と外側広筋が重要です。大腿四頭筋全体で約40-50%の筋力を占めます[3][7]。
- **大殿筋**:臀部の伸展を行うため、次に大きな力を発揮します。大殿筋は約25-30%の筋力を占めます[1][5]。
- **ハムストリングス**:膝の屈曲と股関節の伸展を補助します。ハムストリングスは約15-20%の筋力を占めます[2][6]。
- **腓腹筋**:足首の底屈を行い、バランスを保つ役割を果たします。腓腹筋は約5-10%の筋力を占めます[10][13]。
- **前脛骨筋**:足首の背屈を行い、バランスを保つ役割を果たします。前脛骨筋は約5%の筋力を占めます[8][12]。
## まとめ
起立動作における臀部離床時には、大腿四頭筋と大殿筋が主要な役割を果たし、これにハムストリングスや腓腹筋、前脛骨筋が補助的に働きます。各筋肉の筋力割合は動作の効率とバランスを保つために重要です。
[1] https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-21700575/21700575seika.pdf
[2] https://core.ac.uk/download/147422635.pdf
[3] https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2011/113051/201119029A/201119029A0005.pdf
[4] https://morii-orth.jp/wp-content/uploads/TrainingDocument2023_compressed.pdf
[5] https://core.ac.uk/download/pdf/223201667.pdf
[6] https://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~yamashita/paper/A/A049Final.pdf
[7] https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/33211/files/DA06996.pdf
[8] https://www.jaccw.or.jp/subsidy-r2_bessatsu_3.pdf
[9] https://core.ac.uk/download/pdf/56658466.pdf
[10] https://www.stroke-lab.com/speciality/15995
[11] https://core.ac.uk/download/pdf/233595155.pdf
[12] https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/21/3/21_3_227/_pdf
[14] https://www.stroke-lab.com/speciality/9395
[15] https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf
[16] https://www.jstage.jst.go.jp/article/hppt/12/2/12_57/_pdf
[17] https://www.suzuka-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/04/19daigakuinshushironbunyoushi.pdf
[18] https://kaken.nii.ac.jp/en/file/KAKENHI-PROJECT-25350693/25350693seika.pdf
[19] https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-25350693/25350693seika.pdf